2024.06.08 | 勉強アドバイス
【安方中2生】定期テスト25点上がった!
みなさん、こんにちは!
英才個別学院 矢口渡校講師の美馬です!
新しい学年に上がって、そろそろ定期テストがやってきますね。テストで点がとれるのかな、と不安を感じる人も多いと思います。
そこで今回は、私が社会を担当した中学2年生の子が、
どのように点数をあげたのかを紹介していきたいと思います。
前提として、社会は暗記科目と言われますが、一概には言えません。
例えば、近年の都立高校入試は全く違います。
図や資料の読み取り問題が多く、知識があることは前提。
その知識を正しく使って、正しい選択肢を選び出さなければいけません。
令和4年度の都立入試社会の平均点は、49点。
5教科の中で一番低い点数。一番足を引っ張った科目が社会だったんです。
因みに令和5年度は55点でした。(勿論100点中です)
さて、私が担当していた中学2年生のSくんは暗記が本当に本当に苦手でした。
・単語を覚えられない
・漢字で書けないし答えを書くのをあきらめがち
・分からない単語がでても覚えようとしない
という問題点がありました。
その章を一通り説明しても、情報量が多いし暗記が苦手なので、
いざ問題を解いてみると全く分からなくて間違いだらけ。
なのでやる気が出ないことが多かったです。
そこで、大問ごとに区切りながら単語を漢字も含めて覚えるようにしていきました。
1ページをさらに短く少なく分けて、集中して覚えられるように指示をしたのです。
すると、正答率も上がり、なにより本人のモチベーションの向上にもつながるようになっていきました。
2周目を解いてもしっかり暗記できるようになったと思います。
社会などの暗記科目は一度問題を解いただけでは定着しません。
何度も繰り返し解いていかないと覚えられないので膨大な時間が必要になってきます。
Sくんの場合、暗記はもちろん漢字も苦手だったので、
授業内で2周、宿題で1周するようにしていきました。
ある程度進んだ段階でまた戻って同じ問題を解いていきました。
そうすると、
全く覚えられず、漢字もあきらめがちだったのが、
少しずつではありますが解ける量が増えていきました。
だんだんと、本人も間違えると悔しいと感じたり、
正答率が良いと笑顔が見られて、喜んでいるようでした。
1回1回の授業で自信が感じられて、積み重ねができていったことが良かったです。
社会は暗記科目で地理、歴史、公民と覚えないといけない部分がとても多いので、
ハッキリ言ってめんどくさい科目ですよね。
でも逆に自分の覚えやすい暗記方法が無数にある、ということでもあるんです。
自分にあった暗記方法を早く見つけて、
他の科目の勉強にも使えるようにしましょう!
頑張ってください!!